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お知らせ
夢二郷土美術館館長 小嶋光信 さて、夢二生誕130年を記念して、後世へ残すに相応しい記念事業は何かと考えあぐねた末に、夢二が作品『童子』(どうじ)にも描いている、夢二の母の実家跡に残る椿を夢二生家の庭に植樹することにしました。 今日の植樹祭は、母の実家跡のご近所の千種健吾さんが、長年、夢二の思い出の椿を守って下さっていて、小嶋館長代理が千種さんを訪ねていったとき生家にこの思い出の椿の苗をぜひ植えたいとお願いしたら、快くいいですよと言ってくださったことがきっかけです。 夢二がこ…
夢二郷土美術館館長小嶋光信 夢二郷土美術館のホームページへようこそ、心をこめて夢二の故郷をご案内いたします。 夢二郷土美術館のこだわりは、夢二のコレクターであり、初代館長であった故松田基( まつだもとい)の命名に込められています。松田が夢二郷土美術館と名付けたとき、私は夢二美術館のほうが簡潔で良いのではないですかと言いました。松田は、郷土の二文字があることにこの美術館の意味があり、二つとない美術館なのだと静かに答えて、その先は詳しく語りませんでした。 平成21年9月に生誕125…
夢二郷土美術館館長 小嶋光信 大正ロマンで名を馳せた竹久夢二も今年9月に生誕130年を迎える。「夢二式美人」という夢二独特の美人画が有名だが、果たして夢二は美人画だけだろうか。夢二は元々、詩人を志したが、詩では食べていくことが難しく、新聞のコマ絵(挿絵)から身を立てていった。彼の絵は、心の中の詩を描いたものであり、単なる美人画と違い、見る者の心に訴えてくるものがある。 夢二の故郷である岡山では、夢二コレクターであった故・松田基氏の収蔵の作品が、夢二郷土美術館本館と夢二生家に展示されて…
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 知る人ぞ知ることですが、端午の節句前後の夢二生家の前庭では、鯉のぼりが泳いでいます。 鯉のぼりは、夢二生誕120年で夢二の故郷をテーマとした記念展を開催したこともきっかけとなって、日本古来の伝統文化を見直し、また、夢二が少年時代を過ごし、没する直前まで懐かしんだ「故郷」らしさを後世へ伝えていこうと、2006年から夢二生家で節句をテーマとした企画展をスタートしました。 今では付近の5月の節句を祝う風物詩にもなっており、近所の皆さんも夢二生家に鯉の…
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 夢二郷土美術館を切り盛りして、ここまで守ってきた学芸員であり統括マネージャーであった小川晶子さんの訃報が、小川さんの思いを次の時代にバトンタッチするかのようにこども学芸員の任命式開会前に知らされました。 この数年、小川さんは病気がちでしたが、夢二郷土美術館を守っていかねばとの一心で、不死身のごとく健康を取り戻して頑張ってくれていました。昨年末から、次の3月で退職したいという申し出が口答でありましたが、小川さんの生き甲斐は夢二を守ることであり、それが病…
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 竹久夢二の故郷にある夢二郷土美術館の最大の任務は、夢二芸術を風化させず、いつまでも伝えていくことです。 夢二を生んだ岡山県邑久町の、故郷の自然の豊さ、村芝居やお祭りの楽しさ、裏山で遊んだ懐かしい思い出、優しい母や姉への思慕の心が、夢二芸術の伏線となり、いつまでも夢二の心に深く息づいていました そんな子ども時代の思い出と、子どもを大事にする夢二さんの心をいつまでも伝えていくために、昨年「こども夢二新聞」として子ども記者さんたちを募集したところ、多…
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 毎年9月16日の竹久夢二さんの誕生日には、その生誕を祝って夢二さんゆかりの竹久みなみさんや都子さんをお迎えし、「ゆめびぃ」の会員の皆さんやファンの皆さんでコンサートなどの催しをしています。 夢二本館の展示室を会場に、夢二さんの絵に囲まれて、ゆったりと音楽を楽しんでいただこうと、今年の趣向は日本初のハープセラピストの中野智子さんと、文化庁の「昭和55年芸術祭優秀賞」も受賞された米国出身のジョン・海山・ネプチューンさんの尺八によるジャズの共演でし…