会期 2019年8月27日(火)~2019年12月8日(日)
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
9:00~17:00(入館は16:30まで)※8月27日(火)のみ10:00~17:00
入館料 大人800円/中高大学生400円/小学生300円
【135年展特別券】「クリアファイル(A4)西海岸の裸婦」と「オリジナルロゴ入りボールペン」の特典付・1,100円(税込)(※美術館受付でのみ販売しています)
大正ロマンを象徴する岡山出身の詩人画家竹久夢二(1884年~1934年)の生誕135年・没85年を記念して夢二を再発見する展覧会を開催します。独学で道をきりひらき、画家としての活動にとどまらずデザイナー・詩人・文筆家など総合芸術家として様々なジャンルで心の詩を表現し続け、そのドラマチックな生涯を生きた夢二。50才を目前にして人生の幕を閉じましたが、彼が表現した芸術とその生き方、独特の世界観は時代を超えて今もなお新鮮な魅力を放ち多くの人々の心をとらえて離しません。
本展は、美術史学者・美術評論家で竹久夢二学会会長もつとめる高階秀爾(たかしな・しゅうじ)氏を監修に招き、肉筆画で随一のコレクションを誇り夢二の里がえりを念じて創設された夢二郷土美術館の所蔵作品を中心に前期(~10月14日)後期(10月16日~)あわせて約150点を紹介します。ルネサンス期以降の西洋美術史の専門であり、夢二研究の第一人者でもある同氏の視点で選び抜かれた名品の数々を通して、新たな竹久夢二像を浮き彫りにします。
また本展では、晩年外遊に訪れアメリカ西海岸に滞在中に夢二が新たな画境を求めて描いた夢二式美人画の貴重な油彩画を紹介します。アメリカ西海岸で描かれ幻の油彩画と称された現在当館が所蔵する《西海岸の裸婦》が、このたび初めて巡回し館外でも展示されます。また、ロサンゼルスの全米日系人博物館所蔵の《花衣》(はなごろも)が初めて、《西海岸の裸婦》と揃って日本で展示されます。謎めいた作品の魅力に迫る、貴重な機会となることでしょう。
*本展は夢二のふるさと岡山からはじまり2020年3月から京都、横浜、大阪、東京の計5都市を巡回いたします。
京都髙島屋 7階グランドホール 2020年3月4日(水)―3月15日(日)
横浜髙島屋ギャラリー<8階> 3月18日(水)―3月30日(月)
大阪髙島屋 7階グランドホール 4月8日(水)―4月19日(日)
日本橋髙島屋S.C.本館8階ホール 5月13日(水)―5月25日(月)
*会期・会場は予告なく変更になる場合がございます。
主催 (公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館、朝日新聞社
協力 竹久夢二学会、株式会社髙島屋
後援 岡山県教育委員会・岡山市・岡山市教育委員会・岡山県郷土文化財団・公益社団法人岡山県文化連盟・RSK山陽放送・RNC西日本放送・OHK岡山放送・KSB瀬戸内海放送・TSCテレビせとうち・NHK岡山放送・oniビジョン・FM岡山・レディオモモ・山陽新聞社・毎日新聞岡山支局・読売新聞岡山支局