(公財)両備文化振興財団「范曽美術館」
―年に3日間だけの特別公開―
范曽美術館が開館から40年を迎えたことを記念して、本年は初公開を含めた42点を限定特別公開いたします。
人物画の鬼才と称される范曽は詩・書・画に優れた三絶の画家として、東洋の至宝と世界的に高い評価を受ける中国人画家です。初代館長の松田基との交流のもとに蒐集された随一のコレクションをご堪能ください。
本年は開館40周年を記念して、《三宝太監鄭和下西洋図》を初公開いたします。中国明代の宦官で永楽帝の元、大航海時代に先駆けて船団を指揮して最遠でアフリカまでも海を渡った鄭和を題材にとった本作は、鄭和の船「宝船」を両備グループが神戸商船大学と共に「鄭和」と名付けて復元にあたっていることを知った范曽氏が制作にあたったという逸話がのこる貴重な作品です。
初公開作品《三宝太監鄭和下西洋図》
また115周年を迎える両備グループの発祥「西大寺鐡道」に関する展示も西鉄ホール(通常非公開)にて同時開催いたします。(西鉄ホールは2月15日(土)のみ14:00に閉館いたします)
※范曽美術館は年に一度西大寺会陽を祝して毎年2月第3土曜日をはさんだ3日間限定で毎年展示替えをして特別開館しています。
開館40周年を記念して范曽と竹久夢二の作品を一堂にご覧いただける夢二郷土美術館 本館の 特別展示(松田基コレクションⅩⅣ)も3月9日(日)まで開催しております。 |
2025年2月14日(金)~16日(日)10:00~16:00(入館は15:30まで)
入館料:大人1,000円、学生(高校生以上)500円、中学生以下無料
※夢二郷土美術館 本館との相互割引があります。それぞれのチケットの半券を受付でご提示いただくと2割引きとなります。住所:岡山市東区西大寺上1丁目(両備バス西大寺バスセンター2階)
アクセス:<バス> 岡山駅から両備バス「西大寺」行きで「西大寺バスセンター」下車(所要時間約40分)。
※駐車場はございません。会陽開催中で付近の駐車場も込み合いますので、公共交通機関をご利用ください。
お問合せ:夢二郷土美術館 本館Tel.086-271-1000