日 時 : 2017年3月4日(土)13:30-17:00
会 場 : 拓殖大学文京キャンパスE館1階 後藤新平・新渡戸稲造記念講堂
参加無料、事前申し込み不要
竹久夢二学会は2016年度大会として「竹久夢二と20世紀社会」を開催いたします。学会賞の発表の発表や高橋世織氏(日本映画大学映画学部長、東京工業大学特任教授)による基調講演、研究発表も行われます。小嶋ひろみ(当館館長代理)による発表もございます。
一般の方もご参加頂けますので、皆様どうぞお越しください。
プログラム:
13:30-13:35 顧問挨拶 竹久夢二学会顧問 小嶋光信(夢二郷土美術館館長)
13:35-13:45 学会賞授与式
13:45-14:45 基調講演 高橋世織(日本映画大学映画学部長、東京工業大学特任教授)
「瞳、瞼、瞬きーー映画・映像の世紀の図像学」
【趣旨】まばたき行為に関するお話をします。映画や写真が登場し普及して、どのような表情やしぐさが新たに浮上してきたか、1920年代を中心にモダンの顔表象を探ってみます。夢二の時代相をミクロの視角から観ることになります。映画映像・文学・民俗学・社会学が相互にクロスしてくると思います。
14:45-15:00 コーヒーブレイク
15:00-15:20 西 恭子(女子美術大学講師)「社会派としての画家「夢二」~コマ絵を中心に~」
15:20-15:40 陸 偉榮(早稲田大学招聘研究員)「豊子愷と竹久夢二――豊子愷の着色画を中心に」
15:40-16:00 小嶋ひろみ(夢二郷土美術館館長代理)「竹久夢二と美術館教育―夢二郷土美術館の実践例を中心として(仮)」
16:00-16:15 休憩
16:15-16:35 森 誠造(茨城文芸協会会員、フリー学芸員)「精説竹久夢二-画業の量的特徴」
16:35-16:55 岡部昌幸(帝京大学教授)「竹久夢二と官展美人画の勃興」
16:55-17:00 閉会の挨拶