本館中庭のしだれ梅がピンク色の可愛らしい花を咲かせています。

このしだれ梅の木は、当館の初代館長である松田基が1966年創設の当館を、西大寺からこの地に移転した際（1984年）に西大寺の会陽あと祭りの際に記念に選んだものです。夢二が好んで描いた梅を、皆様に楽しんでいただきたいという想いがこめられています。

かつて、岡山市と西大寺市（現在の岡山市東区）の間を、両備グループの母体である西大寺鐵道が結んでいました。
現在夢二郷土美術館本館があるのは、その終点である「後楽園駅」の跡地です。（創設時は始点である西大寺にありました。）

梅の花は「夢二式美人」が身につける着物の図柄として描かれることもありました。

岡山は比較的暖かな気候が続き、早くも見ごろを迎えようとしています。

ぜひみなさまお誘いあわせの上、ご来館ください。