132年前の9月16日に竹久夢二は岡山で生まれました。夢二郷土美術館本館では生誕日、また創設50周年を祝し「夢二のバースデーナイト」を開催、皆様と一緒にお祝いの時を過ごしました。 来賓に竹久夢二のご令孫である竹久みなみ様、そしてＪＲ九州の豪華寝台列車『ななつ星in九州』のデザインをはじめとする工業デザイナーとしてご活躍、また両備グループデザイン顧問の水戸岡鋭治様をお迎えし、特別な夜になりました。 ◆17:30　開場 ◆18:00　バースデイナイト開宴 当館館長代理の小嶋ひろみが開宴のごあいさつをし、現在開催中の企画展「創設50周年記念　初公開　幻の夢二の油彩画《西海岸の裸婦》アメリカから里帰り」の展示解説をいたしました。浴衣は夢二が当時デザインしたままを復刻したものです。 ◆18:30　ヴァイオリン演奏 「ななつ星in九州」のヴァイオリニスト・大迫淳英氏が展示室内でピアノの伴奏とともに「宵待草」などを演奏してくださいました。 ◆19:00　パーティー会場へ 当館館長・小嶋光信が乾杯の音頭をとり、続いて今回初公開の「西海岸の裸婦」をテーマに立食パーティーを担当したフードコーディネーター・灰原沙織氏がお食事をご紹介、次回企画展「創設50周年　夢二が見た夢　Deja-vu －竹久夢二×細見博子－」の作家・細見博子氏が今回の催しにあわせて制作した器をご紹介、お花を飾り付けてくださったフラワーアーティスト・土光まり氏のフラワーアレンジの紹介のあと、お客様に夢二のふるさとの味「鰆のおすし（ばらずし）」や「ピンチョス」などのお食事とともにパーティーを楽しんでいただきました。 ◆19:50　「宵待草」の合唱 大迫淳英氏によるヴァイオリン演奏にあわせて、竹久夢二作詩の「宵待草」をまずは同日、生家でのコンサートでバリトンの歌声を披露して下さった瀬戸内市市長である武久顕也氏によるバリトン独唱、その後はお集まりの皆様で合唱していただきました。 ◆20:00　閉会 初めてのパーティー形式でのイベントでしたが多くのお客様のご参加で華やかな夜となりました。このように盛大に竹久夢二生誕のお祝いができ、お集まりいただいた皆様に感謝いたします。