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施設概要

夢二郷土美術館 本館





竹久夢二作品を専門に収蔵した、最初の美術館。特に、優れた肉筆画を代表とするコレクションは、最大にして随一を誇ります。夢二が活躍した大正時代の風情がかおる建築は、浦辺鎮太郎氏による設計。さらに、水戸岡鋭治氏監修のもと、創設50年を記念したリニューアルに伴い、夢二の世界観を体感できる展示室など、一層充実し、「art café 夢二」も人気。年4回の企画展で、テーマにあわせた常時100点以上もの作品を幅広く展示。屏風など、ここでしか観ることのできない夢二の大作にも出会えます。
開館時間
9:00から17:00(入館は午後16:30まで)
お問合せ先
〒703-8256 岡山県岡山市中区浜2丁目1-32<アクセス>
[MAP]
TEL: 086-271-1000 FAX: 086-271-1730
メールでのお問合せはこちら
休館日
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館)、年末年始(12/28〜1/1)
入館料
大人800円・中高大学生400円・小学生300円(団体割引はこちらから
(シニア割引<岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引>)
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近隣施設との共通券がございます(大人券のみ・当日限り有効) 
 [2施設]夢二郷土美術館 本館/岡山後楽園[1,050円]
 [3施設]夢二郷土美術館 本館/岡山後楽園/岡山城[1,280円]
駐車場
乗用車10台・大型バス2台
観覧目安時間
約30〜60分
ミュージアムショップ&カフェ〈art cafe 夢二〉
岡山出身のデザイナー・水戸岡鋭治氏が、2017年にリニューアルを手がけ、夢二との時空を超えたコラボレーション展示空間として誕生した第6展示室「art café 夢二」。室内の随所に夢二のデザインや木版画を配し、家具などすべて水戸岡氏がデザイン。夢二が好んだレーズン入りの焼き菓子・ガルバルジィを再現したセットや千屋牛のハッシュドビーフなど、こだわりのメニューがラインナップ。(入館料不要)
詳しくはこちら
・ミュージアムショップ/ご利用時間:9:00〜17:00
・カフェ/ご利用時間:9:00〜16:00

夢二生家記念館・少年山荘





「夢二生家記念館」は有島生馬氏による“夢二ここに生る”の碑が門側に建つ、築約250年の茅葺屋根の家屋を作品と共に公開。夢二は数えの16歳で神戸中学に進学するまで、ここで家族と暮らしていました。夢二が嫁いで行く姉を思い、窓枠に名前を書いた鏡文字が残るこども部屋をはじめ、奥の間や土蔵なども展示室として拡充。《童子》など、ふるさとをテーマにした所蔵作品を、季節ごとに展示します。夢二芸術を育んだ幸せな少年期を辿りながらの作品鑑賞は、より深い感慨を覚えることでしょう。
母屋に隣接した納屋を、展示室兼ミュージアムショップ&カフェ「椿茶房」に。店内では、オリジナル夢二グッズの販売はもちろん、京都の和菓子作家・杉山早陽子さんが、夢二作品をイメージして考案した季節の和菓子や抹茶をお召し上がりいただけます。
「少年山荘」は、夢二が晩年自ら設計し東京に建てた、夢二唯一の建築作品とも言えるアトリエ兼住居です。夢二が多くの作品を生み出した和洋折衷の建物を、1979年、次男・不二彦氏監修のもと、当時の姿を忠実に復元。生誕135年を記念したリニューアルで、夢二の人生・音楽・デザインをテーマにした展示を行い、全7室を公開しています。水戸岡鋭治氏プロデュース「夢二郷土美術館 お庭番黒ねこ〈黑の助〉の部屋」ほか、多彩な企画展示やワークショップなども開催します。
  
開館時間
9:00から17:00(入館は16:30まで)
お問合せ先
〒701-4214 岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1<アクセス>
[MAP]
TEL: 0869-22-0622 FAX: 0869-24-8003
休館日
月曜日(ただし、月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館)
入館料
夢二生家記念館・少年山荘の二館をご覧いただけます
大人600円・中高大学生250円・小学生200円(団体割引はこちらから
(シニア割引<岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引>)
駐車場
乗用車10台・大型バス2台
観覧目安時間
約40分
ミュージアムショップ&カフェ〈椿茶房〉
母屋に隣接した納屋を、展示室兼ミュージアムショップ&カフェ「椿茶房」に。店内では、オリジナル夢二グッズの販売はもちろん、京都の和菓子作家・杉山早陽子さんが、夢二作品をイメージして考案した季節の和菓子や抹茶をお召し上がりいただけます。
詳しくはこちら
・ご利用時間:9:00〜17:00
・カフェの営業は9:00〜16:00
おトクなチケット|本館・夢二生家記念館・少年山荘 入館共通券
大人1100円・中高大学生550円・小学生400円
各種割引
・障がい者割引/障がい者手帳の提示で2割引・介助者一名は無料
・団体割引/20名以上の団体のお客様は2割引でご入館いただけます。詳しくはこちらをご覧ください。
※割引の併用はできません。
その他サービス
・車いす、ベビーカーの貸し出しもございます

夢二のふるさと「岡山」
夢二生誕の地・邑久(瀬戸内市邑久町)は、豊かな穀倉地帯の広がる岡山県東南部に位置します。穏やかな自然に囲まれた茅葺屋根の生家は、夢二の生前そのままに保存され、現在は夢二郷土美術館分館として公開されています。夢二芸術の原点とも言える邑久の生家とその周辺を訪ねてみましょう。
夢二生家
有島生馬氏による“夢二ここに生る”の碑が門側に建つ、築約250年の家屋を作品と共に公開。夢二は数えの16歳で神戸中学に進学するまで、ここで家族と暮らしていました。夢二が嫁いで行く姉を思い、窓枠に名前を書いた鏡文字が残るこども部屋をはじめ、奥の間や土蔵なども展示室として拡充。《童子》など、ふるさとをテーマにした所蔵作品を、季節ごとに展示します。夢二芸術を育んだ幸せな少年期を辿りながらの作品鑑賞は、より深い感慨を覚えることでしょう。
夢二生家内の子供部屋。格子窓の下の路地に沿って、一片が削られたような変形四畳半のこの部屋で、夢二は16歳までの多感な少年時代を過ごしました。窓枠には大好きな姉「竹久松香」と墨で書いた跡が残っています。
夢二生家記念館内の展示室。夢二郷土美術館のコレクションを四季にあわせて展示しています。
少年山荘
「少年山荘」は、夢二が晩年自ら設計し東京に建てた、夢二唯一の建築作品とも言えるアトリエ兼住居です。夢二が多くの作品を生み出した和洋折衷の建物を、1979年、次男・不二彦氏監修のもと、当時の姿を忠実に復元。生誕135年を記念したリニューアルで、夢二の人生・音楽・デザインをテーマにした展示を行い、全7室を公開しています。水戸岡鋭治氏プロデュース「夢二郷土美術館 お庭番黒ねこ〈黑の助〉の部屋」ほか、多彩な企画展示やワークショップなども開催します。
天井の高さが、アトリエとして設計されたことを示す少年山荘内の一室。竹久夢二のアトリエ。遺品の机や椅子が当時の風情を伝え、資料、写真で夢二の人生をご紹介。
夢二の書斎だったアトリエ奥の中二階。音楽をテーマに、夢二が装丁を手がけたセノオ楽譜を展示。作品に合わせたBGMも流れる。
2019年3月のリニューアルより、少年山荘2階を一般公開しました。本館で気まぐれ出勤しているお庭番の黒ねこ「黑の助」の部屋は水戸岡鋭治氏プロデュースです。また、もう一方の部屋は現代作家と夢二のコラボレーション展示空間としてご覧いただけます。
少年山荘から生家に通じる公園内の夢二の歌碑。
泣く時はよき母ありき
遊ぶ時はよき姉ありき
七つのころよ  (『中学世界』明治43年)