次回の本館企画展

2018年本館 秋の企画展「夢二式美人」

企画展「夢二式美人」

会期:2018年9月26日(水)~12月16日(日)


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竹久夢二(1884-1934)が描いた美人画はその独特な美意識から「夢二式美人」と称され、憂いをたたえた儚げな女性像は今も多くの人を魅了しています。夢二式美人はたまき(夢二の妻)との出会いによって誕生したと言われますが、その原点には大好きな母や姉の存在があり、当時弱い立場にあった女性への共感の表れでもありました。大きな瞳、しなやかな体つき、大きめに描かれた手足などの特徴をもつ抒情的な夢二式美人は、夢二の理想の女性像の追及であり、そこに描きだしたのは心の詩でした。詩人の一面を持つ夢二が描いた作品からは当時の社会背景もうかがえます。
「明治の女の一番美しいものを私しは描くので御座いまする。あわれな女を美しく描くと申す事は余程明治つ子にはくるしい事だろうと思いまする。」同時代に生きた詩人・河井酔名に大正二年にあてた手紙には初期の頃の作画への情熱が綴られています。本展では葛藤の中から夢二が描きだそうとした理想の女性像にせまります。
秋の特別展示として、夢二の中期の代表的な大作屏風《秋のいこい》、晩年外遊で新しい表現に挑戦する中、ロサンゼルスで外国人裸婦を意欲的に描き「幻の油彩画」と称された貴重な油彩《西海岸の裸婦》を特別に公開いたします。


【会期中のイベントのお知らせ】

学芸員によるギャラリートーク
9月29日(土)14:00~14:20
当館館長代理・小嶋ひろみによる作品解説です。
申込み不要、どなたでもご参加ください。
参加費:無料(※要入館料)※ゆめびぃ会員は無料。

第3回「スマホでも参加できる!夢二のふるさとフォトコンテスト」表彰式・展示
表彰式:9月29日(土)11:00~11:30(会場:夢二郷土美術館本館)
展示:9月29日(土)~10月12日(金)
「スマホでも参加できる!夢二のふるさとフォトコンテスト」にご応募いただいた作品の中から入賞作品やその他審査員が選んだ作品を展示します。
展示場所:夢二郷土美術館本館 第1展示室、夢二生家(夢二郷土美術館分館)

第8回「こども夢二新聞」表彰式・作品展示
表彰式:10月13日(土)(会場:夢二郷土美術館本館)
展示:10月13日(土)~10月28日(日)
「こども夢二新聞」にご応募いただいた作品の中から優秀な作品を表彰し、展示をいたします。 展示場所:夢二郷土美術館本館 第1展示室、夢二生家(夢二郷土美術館分館)
入場料:無料(※企画展の観覧には入館料が必要です)

第52回文化講座「夢二式美人の秘密」
竹久夢二が描いた夢二式美人について、展示室で作品をご覧いただきながら当館館長代理の小嶋ひろみがギャラリートーク形式で詳しく解説いたします。
講師:小嶋ひろみ(当館館長代理)
日時:11月17日(土)14:00~15:00
申込:不要、定員なし
参加費:無料(※要入館料)※ゆめびぃ会員は無料です。

夜の特別鑑賞会「宵の夢二 解説つき貸し切りプレミアムツアー」
岡山後楽園の「秋の幻想庭園」にあわせ、「宵の夢二解説つきプレミアムツアー」を開催いたします。閉館後の17:00から18:00まで、貸切で学芸員の解説とともにゆっくりと鑑賞を楽しむことができ、オリジナルミュージアムグッズのお土産つきの〝プレミアム鑑賞ツアー″です。竹久夢二の大正ロマンの世界を存分にご堪能ください。お庭番くろねこ〈黑の助〉との写真撮影もできます。
日時:11月23日(金・祝)17:00~18:00
定員:最少催行人数5名(要予約)
参加費:一般1300円、中高大学生900円、小学生800円