生誕130年 竹久夢二展 ベル・エポックを生きた夢二とロートレック

◆京都髙島屋     2014年8月27日(水)~9月8日(月) 終了

◆岡山髙島屋     2014年9月11日(木)~9月23日(火・祝) 終了

◆日本橋髙島屋   2014年9月26日(金)~10月6日(月) 終了

◆横浜髙島屋     2014年10月15日(水)~10月27日(月) 終了      


 

大正ロマンを代表する詩人画家・竹久夢二(1884~1934)の生誕130周年を記念し、夢二郷土美術館のコレクションを中心に、新たな視点からその芸術と生涯を振り返ります。

明治17年、岡山に生まれた夢二は18歳で上京し、雑誌や新聞にコマ絵を寄稿するところから画家としての道を歩み始めます。やがて「夢二式美人」といわれる独特の情感をたたえた美人画のスタイルを確立、叙情あふれる画集を次々と発表して人気作家となりました。また、雑誌の表紙や広告から、千代紙、便箋、封筒、うちわ、半襟、浴衣などの日用品まで幅広くデザインを手がけ、商業美術や出版の世界でも卓越した存在でした。仕事の領域は画家にとどまらず、今でいうイラストレーター、グラフィックデザイナー、あるいはアートディレクターの先駆者といえるでしょう。

そんな夢二の姿は、19世紀末のパリで活躍したベル・エポックを象徴する画家、トゥールーズ=ロートレック(1864~1901)に重なります。ともに画壇に属さず、版画やポスターを独立したジャンルにまで高めた2人は、時代の先端を読み取る感性を持っていました。明治30年代ごろから、ヨーロッパの世紀末芸術の波が日本にも押し寄せます。夢二も、洋雑誌や美術書からロートレックをはじめ、ゴッホ、ゴーギャン、ルドン、ムンク、ビアズリーらの図版を切り抜いて貼りつけたスクラップ・ブックを残しており、熱心に研究したことがうかがえます。一方、ロートレックら世紀末の芸術家も日本美術の影響を受けていて、時を超えて呼応するかのような関係に興味は尽きません。

本展では、夢二とロートレック、また東西のベル・エポックに共通するロマンチシズムに着目し、その対比を通して夢二という作家を見つめ直します。音楽と美術を愛し、街と暮らしの彩りを大切にした2人の芸術家――。慕情と哀愁に満ちたそれぞれの生涯を代表作でたどるとともに、古き日本への郷愁と西洋への憧れがとけあった夢二の作品の魅力をあらためて紹介します。

 

 

【会期・会場】 

2014年8月27日(水)~9月8日(月)             京都髙島屋   13日間

2014年9月11日(木)~9月23日(火・祝)        岡山髙島屋   13日間

2014年9月26日(金)~10月6日(月)          日本橋髙島屋  11日間

2014年10月15日(水)~10月27日(月)       横浜髙島屋   13日間

 

【主催】夢二郷土美術館、朝日新聞社

 (岡山会場は夢二郷土美術館、朝日新聞社、山陽新聞社)

 

【監修】岡部昌幸・帝京大学教授

 

 

【【横浜会場】ギャラリートーク】

2014年10月15日(水) 11:00~、14:00~ 夢二郷土美術館館長代理 小嶋ひろみ

 2014年10月18日(日) 11:00~、14:00~ 帝京大学教授 岡部昌幸氏(本展監修者)

 

 

 

問い合わせ先

夢二郷土美術館 086-271-1000

生誕130年 竹久夢二展
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