幸せを呼ぶ「夢二のねこと黑の助展」開催のご挨拶

(公財)両備文化振興財団
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信

黒猫は江戸時代から魔除け・厄除けの福猫と言われ、その中でも黒い肉球を持った黒猫は幸せを呼ぶと言われています。

当館開館50周年の昨年2016年、それも9月1日の夢二の命日から数日前のある朝、館員が美術館に出勤途中で車にひかれそうになっていた仔猫を保護したのが黒猫で、そのまま美術館の中庭に住みつきました。

夢二の生誕日9月16日に初めて見たところ、ひと目で竹久夢二が描いた赤いリボンをした黒猫にソックリだと思い、オマケに黒い肉球を持っている猫だったので、美術館のお庭に住む「お庭番黑の助(くろのすけ)」と命名し、12月24日(初代館長の命日)に正式に館員として採用しました。

黑の助は、根っからのお客様好きの、お利口さんの猫で、すぐに美術館のアイドルになりました。

春休みが始まったこの3月に、こどもたちにも美術館に親しんでもらいたくて今回の企画展を開催することにしました。岡山出身のデザイナー水戸岡鋭治さんにお願いして黑の助のキャラクターデザインを描いていただき、楽しいお部屋も作っていただきました。ぜひ、「夢二の猫」とともにお楽しみください。

きっと皆さんにも幸せがやって来ますよ!

2017.03.24